フリーランスとして働き始めたものの、生活できる十分な収入がすぐに得られずにアルバイトを掛け持ちするということも多い。
アルバイトによって最低限の収入が得られれば生活は安定するが、時間が拘束されてしまうことによるマイナスも生じる。
この点を考え、アルバイトの仕方などを調整するようにするべきだろう。

特に重視しておきたいのが、本業に差し支えがないようにするということだ。
フリーランスとして活動し始める段階では、受けられる仕事はできるだけ断らずにこなしていくことが肝心だ。
しかし、アルバイトを多く入れてしまうことによって本業に使える時間が少なくなっていると、せっかく来た依頼を断らざるを得なくなってしまうということもある。
アルバイト先である程度頼りにされてしまっていると、休みたいときに休めなくなってしまうという場合もある。
フリーランスとして活躍していくチャンスをつぶしてしまうことになりかねないため、注意が必要だ。

アルバイトを掛け持ちする際は、できるだけ多く収入を得たいと思う気持ちを抑え、少し余裕を持たせておく必要がある。
その分、本業の勉強や営業活動にあてるべきだろう。
また、アルバイトを選ぶ際にはある程度シフトが自由になるもの、自分で働き方をコントロールできるようなものを選ぶことも重要だ。
今後フリーランスとして活躍していくなら本業に力を注ぐべきなので、その点を考慮して無理なく働けるアルバイトをするべきだろう。